当初の予定では、2020年5月の上演を計画していた『テンペスト ~はじめて海を泳ぐには~』。新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い上演時期を延期し、2020年は各国のアーティスト同士でオンラインでのクリエーションを継続しました。

本作品に参加する3カ国のアーティストの声を集めたメッセージ動画を2020年12月に制作しました。映像では、テンペストは彼らにとって何を意味するのか、コロナ禍で考えたこと、上演に向けた思いなどを語っています。ぜひご覧ください。また、ジェニー・シーレイ、大橋ひろえ、柳浩太朗からは上演にあたり、以下のコメントも寄せています。

ジェニー・シーレイからのコメント

この作品はすでに荒波の中、旅をしてきました。もう上演できないだろうと、幾度となく思いました。しかし、あうるすぽっと、ブリティッシュ・カウンシル、グレイアイ・シアター・カンパニーのビジョン、熱意、コミットメントに加えて、国際色豊かな素晴らしい俳優たちの「ネヴァー・ギブ・アップ」の精神により、ついに上演へと漕ぎ着けました。でき上った作品は元々私たちが思い描いていたものとは別のものとなりましたが、このパンデミックと何もかもが全く新しくとらえ直された世界、そして新たな創造の仕方に真摯に向き合ったからこそできあがったものです。この冒険に参加できることを心から嬉しく思っています。

大橋ひろえからのコメント

『テンペスト』の演出兼出演、大橋ひろえです。この物語はシェイスクピアの最後の作品です。コロナ禍の中で、新しい感覚の演劇が生まれるだろうと予感がします。これは、英国、バングラデシュ、そして日本の多様性を持つ才能の溢れる俳優たちが文化、人種、言語、障害の違いを織り交ぜながら、どのように作品を作り上げていくのか、今から楽しみです。みなさん、素晴らしいカルチャーショックを受ける『テンペスト』の舞台を覗きに来て下さい。

柳浩太郎からのコメント

ジェニーのWSをして思ったのは、「これはスゲーぞ」と。彼女が考えていることを僕たちの芝居を通してお客様に伝えられればいい作品になるのではないかと、一緒に頑張りたいと思ってます。例えば人が立っていて風に吹かれるというような芝居をしたとき、ジェニーは、風そのものの強さを表現するだけでなく、身の回りにあったモノの位置が変わったり、風の強さが変わったら人間はどうなるかなど、視野の広い捉え方をしたり、面白いアイディアを提案して来ました。彼女のディレクションが僕自身今からとても楽しみです。ぜひ劇場に見に来てください。

*クローズド・キャプション(CC)付きの映像はこちら よりアクセスいただけます。

公演概要

公演名:『テンペスト ~はじめて海を泳ぐには~』 
日程:2021年6月1日(火)~6日(日) 
会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 
公演詳細・チケット情報(Event pageに情報を飛ばす)

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