アクセシブルな音楽ワークショップ風景
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Emile Holba

障害のあるなしにかかわらずあらゆる人が音楽に親しみ、創造性を発揮できる社会を実現するために

2020年に向けて、スポーツだけでなく文化を通して、日本全体を盛り上げようとする機運が高まる中、障害のある人の芸術表現の可能性や、あらゆる人がアートを享受できる多様性に富む社会の必要性について議論が広がっています。英国においても2012年のロンドン五輪以降、障害のあるアーティストが飛躍的に活躍の幅を広げている中、音楽 x 障害 x テクノロジーの分野を20年以上牽引してきた英国のアート団体ドレイク・ミュージックと英国アーツカウンシル・イングランドのダイバーシティ戦略のディレクターを招聘し、3月16日にフォーラム「Music for All -すべての人に音楽を!」を開催します。

ドレイク・ミュージックは、すべての人が音楽を享受し、音楽を通した自己表現が可能になる社会の実現をめざし、あらゆる年齢層の障害のある人に向けたアクセシブルな音楽サービスを提供するほか、障害のある人の音楽へのアクセスをより向上するため音楽家や文化機関に向けたトレーニングも実施。さらには、障害のある音楽家のためにテクノロジーを駆使した先進的でアクセシブルな新しい楽器開発も行うなど、その活動は多岐に及んでいます。

本フォーラムでは、ドレイク・ミュージックの活動をはじめ、英国の文化セクターにおける多様性に関する考え方やアーツカウンシル・イングランドの方針を紹介するとともに、日本で音楽と障害の分野で活躍されている方々をゲストスピーカーにお迎えし、障害のあるアーティストが活動の場を広げ、より多様性のある社会を作っていくためのヒントを探ります。

【開催概要】

日時:2018年3月16日(金)14:00‐17:00(13:30 開場)
会場:カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)、1階 アクトスタジオ
(神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-4 / JR川崎駅、京急川崎駅より徒歩15分)
※その他の交通手段でのアクセスは、Webサイトをご参照ください。
※諸事情により、会場が当初のご案内からカルッツかわさきに変更になりました。

参加費:無料(日英同時通訳、手話通訳、要約筆記つき)
定員:80名(先着順)
主催:川崎市、ブリティッシュ・カウンシル
対象:オーケストラ、コンサートホールほか芸術文化関係者、音楽大学、福祉関係者、自治体関係者、音楽やテクノロジー関連の民間企業、テクノロジーやデザイン関連の大学関係者、音楽家、テクノロジスト、アーティストなど
申込方法:オンラインフォームよりお申し込みください

【スピーカー】(五十音順)

  • アビド・フセイン(アーツカウンシル・イングランド ダイバーシティ担当ディレクター)
  • 貝谷 嘉洋(特定非営利活動法人日本バリアフリー協会 代表理事)
  • 桐原 美砂(東京交響楽団 フランチャイズ事業本部)
  • ダリル・ビートン、ガウェン・ヒュイット、ケレン・メイア(ドレイク・ミュージック)
  • 中西 宣人(楽器デザイナー)

【モデレーター】

  • 中村 美亜(九州大学大学院 芸術工学研究院准教授)

【ドレイク・ミュージックについて】

すべての人に開かれ、誰もが参加できる音楽文化を理念に、障害のある人に障害のない人と同じだけ、音楽活動に参加する機会、選択肢やサポートが存在し、障害のあるなしに関わらず音楽家として対等な関係で活躍することができる社会の実現に向け活動する英国のアート団体。音楽x障害xテクノロジーの分野の前衛として20年以上にわたり、障害のあるなしに関わらず多様な人が音楽に親しみ、音楽活動に関わる機会を生み出す補助テクノロジーを創出してきた。あらゆる年齢層の障害のある人々に向けたアクセシブルな音楽サービスを提供するほか、障害のある人の音楽アクセスを向上するために音楽家や文化機関に向けたトレーニングプログラムなども実施。さらには、障害のある音楽家のためにテクノロジーを駆使し先進的でアクセシブルな新しい楽器の開発など、その活動は多岐に及ぶ。
公式Webサイト(英語)

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