ブリティッシュ・カウンシルの助成により、ニューカッスル大学と京都大学が1年間の気候適応プロジェクトを主導
RENKEIの10周年を記念して、ブリティッシュ・カウンシルは、ニューカッスル大学と京都大学が主導し、コンソーシアムの全メンバーが参加する気候変動適応プロジェクトに20万ポンドを助成金として提供します。気候変動は当グループの優先分野の一つであり、2022年3月に開始されたこのプロジェクトは、過去数年間に既に行われた活動を基に形成されたものです。
このプログラムでは、気候への適応と回復力という学際的でグローバルな課題に対する研究者の対応に焦点を当てています。幅広い研究関心を持つ若手研究者とメンターがペアを組み、オンラインで共同研究交流を行った後、2022年後半に京都で開催されるRENKEI学術ワークショップで顔を合わせるというハイブリッドモデルを採用しています。
これらのイベント以外に、プロジェクトの成果として期待されるのは、RENKEI若手研究者交流プログラムやメンター制度の実現、成功した活動を将来のRENKEIプログラムで再現するための道筋の実現、若手研究者が主導する少額シードファンドによる研究プロジェクトの実施などが挙げられます。
また、将来の研究と政策への影響に関する最先端のアジェンダを定義すること、RENKEIネットワークの知名度の向上すること、民間などを含む外部のステークホルダーとのより強いパートナーシップを構築すること、さまざまなキャリアステージにある気候変動研究者間の協力関係を深め、RENKEIパートナーシップを強化することを目的としています。