多くの生徒は「実際に使うための英語を身に着けたい」と考えています。一方で、特に高校では「入試で通用する英語力」が重視されがちです。では、学校英語では「使える英語」と「入試対応」の両立はできないものでしょうか。
今回のセミナーでは、「文法訳読」を越え、生徒の思考を促し、総合的な英語力を育てるために必要な要素について扱います。次期学習指導要領改訂の議論では、「総合的な英語力向上と発信力強化」や「学習過程に焦点化した授業」が話題。これらについても先取りして考えてみたいと思います。
日程: 2026年3 月21 日(土・祝) 13:00-16:30
場所:対面とオンラインとのハイブリッド
対面:研究社ビル 東京都新宿区神楽坂1-2(ブリティッシュ・カウンシルと同じビル)
オンライン:ZOOM
お申込・詳細: こちら から
対象: 英語科教員
定員: 対面 80名/オンライン 200名
参加費: 1,000 円
主催: ブリティッシュ・カウンシル
プログラム:
- 13:15-14:15 【ワークショップ】Words, words, words - what to do about vocabulary.
ブリティッシュ・カウンシル ロビン・スキプシー
「量が増えた」「難しすぎる」など負担感を訴える声が多い語彙-言語力の核である語彙への対応とは。
- 14:25-14:55 【実践発表】検定教科書を用いた4技能5領域の取り組みと成果
山形県立東桜学館中学校・高等学校 髙田悠幾教諭
「自然な流れで深く学べる」「意見や感想を述べる機会が多い」「授業準備を短縮」等を通して、偏差値でも検定でもバランスの良い英語力を達成した実践報告。
- 15:05-16:05 【講演】CLILを活用した英語授業のあり方-why, how & what
上智大学外国語学部 和泉伸一教授
「読んで発見がある」とはどういうことなのか、「発見」があることを英語で扱うことはなぜ必要なのかなど、言語力をつける上でコンテンツの重要性に焦点を当てます。 - 16:05-16:30 質疑応答 閉会
(都合によりプログラムが変更になる場合があります。)