イギリスのほとんどのカレッジや大学、いくつかの小中高校には、在校生や卒業生によって運営されている正式な学生組合があります。
社交の場
学生組合は、キャンパス社会の中心を担っています。専用の建物を持っていたり、キャンパス内の部屋を持っていたりします。たいてい、座って話せるスペース、売店、バー、食事のできる場所があります。大きな学生組合では、銀行からナイトクラブ、書店、床屋まで運営されています。
学生組合は、仲間に会ったり、授業の合間にコーヒーを飲んだり食事をするのに最適な場所です。料金は学生割引で、学生のお財布に優しいものが多いようです。音楽イベント、クイズ・ナイト、パーティのような、放課後の娯楽も提供しています。
多くの学校では、チェス、写真、演劇、クリケットなど、それぞれが独自のスポーツ、アート、その他のクラブを持っています。ほとんどが無料または低価格で参加できます。学生組合で出会ったり、学生組合の掲示板で新しいメンバーを募集したりしています。どんなものがあるかチェックしてみましょう。
サポート
学生組合は、経済、住居、障がいなどについて、アドバイスやサポートをしてくれます。提供されるサービスについて問い合わせてみましょう。
キャンペーン
学生組合は、学生の声を学校側に届ける役割を持っています。ほとんどの組合が、毎年選挙によって学生代表を決定します。学生組合に加盟していれば、皆さんも投票できます。
全国学生組合(NUS)
イギリスにある学生組合の95%が、全国学生組合(NUS)のメンバーになっています。NUSは、学生の権利を促進、保護、拡張し、学生組合を擁護、発展させるために運営されています。 詳しくは、NUSのWebサイトをご覧ください。