経営学修士(MBA)コースとは、キャリア構築に必要なビジネススキルを学び、世界で通用する大学院レベルの資格取得を目指すものです。

MBAコースでは経営方針と戦略、オペレーションと戦略の管理、マーケティング、市場調査、財務会計、IT、人事管理、リーダーシップ、起業家精神、国際貿易などを取り上げます。

イギリスでビジネスを学んだ経験は、キャリアアップを後押しする財産になるはずです。また、MBAは高い収入を得る可能性をさらに高めてくれます。

MBAプログラムの内容

イギリスでは、ほとんどのフルタイムのMBAプログラムは1年か2年であり、パートタイムは最長3年です。MBAプログラムには、講義、セミナー、事例研究、グループプロジェクト、ロールプレイ演習などが含まれることが一般的で、題材について資料や書物を大量に読むことが求められます。

  • 多彩なプログラムから選択することができますが、1期目は金融、マーケティング、人事(人材)、経済、会計、情報システム(ビジネス管理のためのコンピューターシステム)、オペレーション、数量的手法の科目が必修となることが一般的です
  • 2期目になると、さまざまな選択科目が用意され、自分のキャリア目標に合わせてMBAプログラムを組めるようになります。MBAプログラムは、財務管理、ホスピタリティ、スポーツ、国際ビジネスなど特定の業種や経営側面に対応する傾向が強くなってきています
  • 一般的なMBAではなく、さらに専門性を追求したい場合にはスペシャリストMBAを選択して特定部門(教育や医療など)やビジネス分野(マーケティングや人事など)を集中的に学ぶこともできます
  • 高い職位に就いた経験をお持ちでしたら、エグゼクティブMBA(EMBA)を検討してはいかがでしょうか。EMBAの学生は企業経営の経験が10年以上ある方が多く、ほとんどが仕事を続けながらパートタイムで勉強しMBAを取得しています
  • イギリスに来て勉強することが難しい場合は、通信やオンライン教育という選択もあります。これらのプログラムでは、教科書、Web上のリソース、時にはテレビ会議を利用します。多くのビジネススクールは現地サポートを提供しており、自国で勉強している人にイギリスから教員が会いに来てくれることもあります

その他の大学院レベルの資格

MBAに関心はあるのに職歴が条件に満たないという方は、ビジネスと経営学修士(MBM)、または経営、財務、マーケティング、人事、経済などの修士号を検討してみてはどうでしょうか。いずれも実践的なビジネススキルが学べるコースですが、MBAほどの職務経験は要求されません。

大学院レベルの資格についての詳細は、「コースと資格(大学・大学院)」のセクションをご覧ください。

学校選びと申し込み

いろいろな種類のビジネススクール・ランキングがあるので、学生の満足度、指導の質、雇用者の評判などで順位づけするとよいでしょう。ビジネススクールを検討する際は、そのプログラムの卒業生が今はどういった組織に勤めているのかを調べましょう。そうすることで学校に対するその業界の評価が分かります。

認定プログラムのコース費用は、16,000ポンドから40,000ポンド以上と差があります。しかし、高い授業料がトップクラスのMBAを保証するものではなく、料金が安いからといってプログラムの品質が低いわけではないので、ご注意ください。

申し込みについては、選んだビジネススクールに直接自分で申請しなくてはなりません。不明点はメールで問い合わせましょう。9月に新年度が開始しますが、早ければ1月に申し込みが締め切られるので、必ず早目に条件を確認しておきましょう。

入学条件

多くの学校が、学生に対して入学前にGraduate Management Admission Test (GMAT)を受けることを求めています。GMATは verbal reasoning(言語能力)とnumerical analysis(数値分析)で構成されています。MBAの勉強についていけるかどうか判断するためのテストです。

その他の一般的な条件は以下の通りです。

  • ビジネス経験。通常は、2~3年以上の経営経験
  • 学士号(必ずしもビジネスの学士号とは限りません)

結果的にMBA学生のほとんどが25歳以上です。

国籍によってはイギリス留学にビザが必要です。ビザについての詳細情報はUKVIのWebサイトをご覧ください。ビザが必要かどうか、および申請方法については「学生ビザ申請」のセクションをご参照ください。