International development study

グローバルな課題に足跡を残す

世界を取り巻く課題の解決に貢献したいという情熱を持っているなら、英国において開発学もしくは国際関係学を学ぶことは、最高のスタートになります。

開発学・国際関係学の分野で世界をリードする思想家のもとで学ぶことによって、現代の国際機関や政府を取り巻く重要な社会問題や政策課題を深く理解し、同時に世界を舞台に活躍するために必要な分析スキルを身に付けることができるでしょう。

開発学とは?

開発学は社会学分野の一つで、国際開発や人道的活動について研究する学問です。移民、紛争、政治的生態、援助など、複雑かつ重要なグローバル課題を幅広く扱います。開発学を専攻する学生は、世界の直近の未来を理解し、どうすれば紛争を回避できるか、人々を保護しつつ開発を進めるにはどうするか、といった難しい課題の解決策を探ります。

国際関係学とは?

国際関係学は政治学の専門分野のひとつで、グローバル化が進む中で国、NGO、多国籍企業がどのように共存しているかを研究する学問です。国同士の関係や、人権、紛争、統合などグローバル開発が直面している重要課題を研究することによって、世界の外交や国際関係の分野で役割を果たすために必要なスキルを身に付けることができます。

イギリスを選択することのメリット

両分野の研究において、イギリスの大学には世界のどこよりも優れた知性が集まり、またどこよりも充実したコースが提供されています。開発学ではQS世界大学ランキングの上位10大学のうち6大学 、国際関係学では上位10大学のうち3大学 が、英国の大学です。

英国の大学は、学部レベルあるいは大学院レベルのどちらの資格を目指す学生に対しても、革新的で学際的な教育を実践しており、各自が選んだ進路に適した学習ができる柔軟なコースを提供しています。また、英国は文化の多様性に恵まれた国であり、到着したその日から、幅広い国際的視点に触れることができるでしょう。

学習の内容について

開発学

開発学のコース全体を通して、世界の社会・政治・経済の変革の相互関係を学びます。発展途上国における援助やNGOの役割といった幅の広い問題から、紛争が特定地域に及ぼす影響や、グローバル経済の歴史まで、世界の人間開発活動が直面している重要なテーマや主な接点について、正確に理解します。

国際関係学

国際関係学のコースでは、国際情勢のあらゆる面について、高い次元で理解を深めることができます。安全保障から国際関係理論、公共政策、経済トレンド、社会問題、国際法まで網羅します。学生は、段階ごとの課題に取り組みながら、歴史的課題や現代の課題に取り組むために欠かせない強力なスキルを身に付けます。

学びながらカスタマイズ

イギリスの教育制度は革新的な手法を採用しているため、選択したモジュールを学習していく中で、将来の進路に合わせて学習をカスタマイズできる柔軟性が広がります。学習の進捗はコース全体を通して、プレゼンテーションからインタラクティブ講義まで、幅広い方法で評価されます。

さまざまなキャリアへ進むことが可能

開発学の学位は、援助団体、国際的な慈善団体、NGOで働きたいと希望する人に最適な出発点となりますが、こうした職種だけに限定されているわけではありません。英国で開発学を学んだ卒業生の多くは、ジャーナリズムから民間の開発系の企業、政府、調査研究職のほか、国連や世界銀行、ユニセフといった大規模な国際機関など、あらゆる方面に進んでいます。

国際関係学についても同様で、ここで学んだ世界的レベルの知識や分析スキルは、外交官、アナリスト、ロビイストといった職業から政治、経済、メディア分野での仕事など、あらゆる形のキャリアパスに繋がります。

このように英国では幅広いスキルを身に付けられるほか、英国の学位は世界で高く評価されるため、卒業生は極めて多様な職業選択が可能で、世界のあらゆる場所で活躍することができます。

開発学コースに入学するために必要な主な資格は?

学部

留学生が英国で学部レベルの開発学を学ぶには、一般的に、上級レベル(Higher level)試験で少なくとも6、6、5以上(総合で34点を超えること)が求められます。   加えて、通常はIELTSオーバーオールスコア6.5以上が必要です(個別スコアは5.5~6.0以上)。

大学院

大学院では、一般にupper second class(2:1)優等学位、もしくはそれと同等以上の学位が求められます。学位は社会科学や人文学など、関連する分野が望ましいでしょう。