中高生向け英語コース『Secondary Plus』学生アンバサダーレポート最終回。5週間のコース受講を終えた3人に、本コースでの体験を振り返っていただきました。それぞれどんなところに自分の成長を感じたのでしょうか?
Secondary Plus学生アンバサダー
- 上里 仁さん(高校1年生)
受講クラス:Upper Secondary Plus、学習トピック:Extreme sports
- 関谷 仁奈さん(中学2年生)
受講クラス:Secondary Plus、学習トピック:I Love Clothes
- 原田 晏慈さん(中学2年生)
受講クラス:Secondary Plus、学習トピック:Have you ever...?
クラスメイトとの英語コミュニケーションで得た新たな視点
――5週間のコース受講を終えて、いかがでしたか。
「他のクラスメイトとのディスカッションなどのアクティビティを通して、まずスピーキング力の向上を実感でき、自分の意見を英語で表現することの楽しさを再確認できました。ディスカッションは3名程度で行うことが多く、お互い積極的に話すことができて盛り上がりました。意見交換を通して、他人の視点を学ぶ点でも良い経験ができたと思います。また、5回のレッスンで学んだ集大成をプレゼンテーション・コンペティションで発表することができて、とても良かったです」(上里さん)
「レッスンでは、意見交換などグループワークの機会がとても多く、自分では思いつかないようなアイディアをそれぞれから得ることが出来ました。また、英語だけで話すという環境が今までなかったので、とても良い体験が出来たと思います。実は、春休みに入る前に学校の英語の授業で、自分の好きなことを発表する課題があったのですが、今回ここで学んだ対話力を生かし、いつも以上の力を発揮できました」(関谷さん)
「同世代の人と英語で話す機会というのが今までなかったので、全部英語で自分の言いたいことを伝えるのは難しかったのですが、初回のグループセッションの時より格段に話せるようになったと思います。また、今回自分が苦手とする過去分詞を中心に学んだのですが、それまで書いていても覚えられなかったのが、話すことを通して頭によく入ってきました」(原田さん)
――最終タスクでのプレゼンテーションは、いかがでしたか。
「4回目までのレッスンでチャリティーを目的にしたファッションショーを計画し、最終日はその集大成として自分が構想するファッションショーを発表しました。今まで学んできた表現を使い、英語でしっかりと相手に伝えられたときはとても大きな喜びを感じることができました。また、授業の最後に、帰国する先生には英語で感謝と別れを告げることができ、ここで学んだことによる自分の成長を嬉しく思いました」(関谷さん)
「最終日は総まとめで、クラスメイトと話し合いながら『自分たちにとっての理想の休日』について文章とイラストでまとめました。共に課題を進めることにより、初回よりも話すことについての楽しみが増しました。そこでまた自分の意見を英語で伝える難しさを痛感して、周りの友達がサポートしてくれて上手くいきましたが、自分の力で出来るようになりたいと思いました」(原田さん)
間違えることを恐れない、フレンドリーな空間
――今回の英語学習を通して、どんなところにご自身の成長や課題を感じましたか。
「私は、人前で話すのは気負ってしまって苦手なのですが、グループセッションを何回か行うことを通して、多少恥ずかしさがなくなりました。また、英語で話すとき、以前は間違えたらどうしようと考えてしまってましたが、まわりの雰囲気もフレンドリーで、間違えても通じるところは通じるので、以前よりも気負わなくなったと思います。今回の経験で感じたことは、ディスカッションの重要性です。それによって知らなかった表現や、言い回しなどをクラスメイトから学ぶことができ、自身の意見を発表することによって以前より発言の幅が広がりました。これからの課題としては、英語の表現力を増やして、言いたいことが伝わらないということを少なくしていきたいです」(原田さん)
「私は、会話すること自体問題はないのですが、授業を通して感じたのは圧倒的なボキャブラリーの不足でした。喋ってる途中で止まってしまうこともよくあったので、基礎的なボキャブラリーを増やさないといけないと思いました。成長を感じた点は、クラスの中で英語レベルに個人差があっても、他の人の意見から学ぶことがたくさんあったので、他人との関係性の重要性を感じたところです。これは日常生活にも生かせると思うので、とても意義のあるものだったと思います」(上里さん)
「時折、まわりの人の会話が理解できないこともあったのですが、毎回先生が分かりやすい英語で補助してくれたので、皆の意見を理解することができました。まわりの友達も助けてくれることもありました。また、私は英語で文を書くことは出来るのですが、話しながら英文を構成するのが苦手だったので、5回のレッスンで少し成長したと思いますし、これからも語彙力を高めていきたいと思います」(関谷さん)
――あらためて、英語学習をされている同世代の方にどんな魅力を伝えたいですか?
「実際、学校の英語のテストの成績で伸び悩んでる友人がいて、テストの成績だけで英語の自信をなくすのは勿体ないと思ったので、ブリティッシュ・カウンシルは将来に使える英語を学べるのと、英語に自信を持てるようになると伝えました」(上里さん)
「私が良いなと思ったのは、先生が生徒一人ひとりに目を向けてくれたことです。学校や塾では、答えたい人が答えたり、逆に全員に強制的に答えなきゃいけない、または間違えたら恥ずかしいといった勉強に対して苦手意識を感じさせることがよくあるのですが、ブリティッシュ・カウンシルではそういうことがありませんでした。自分が意見を出しやすい雰囲気がとても良いと思いました」(関谷さん)
「日常生活の中で英語を話す機会が少ないので、このレッスンでは皆聞いてくれる環境で話すことで、より一層英語力が身に着くと思いました。また、先生が語られた経験が日本では出来ないことでとても興味深く、クラスの中で日本にいながらそういった異文化にも触れられることがとても楽しかったです。海外の文化にもっと目を向けたくなりました」(原田さん)
――基礎的な英語力を身に着けていくという点で、今後の試験対策にもここで得た英語力が生きてくると感じますか?
「そうですね、学校では英語でエッセイを書く機会が少ないので、大学のAO入試で英語の小論文や面接が求められるなかで、ブリティッシュ・カウンシルではライティングの学習やディスカッションもあるので、学んだことを入試に生かせると思います」(上里さん)
「私が通う中高一貫校では、高校に上がるために英検三級以上を持ってることが推奨されていて、三級以上の試験ではスピーキングテストも含まれるので、それが苦手という友達も多いです。このコースではスピーキングが一番学べると思うので、おすすめしたいです」(関谷さん)
――最後に、皆さんの今後の目標や夢を教えてください。
「今回の体験を通して、話すことに対する自信が持てたので日常生活にも生かしたいですし、海外式の英語の授業を受けるなかで、学校での英語教育の課題が再確認できたので、他の人にこの経験をもっとシェアして、提案していきたいと思いました」(上里さん)
「私は高校に進学したら留学したいと考えています。今回身に着けた英語力は学校での勉強ももちろん、留学や将来に生かしていきたいです。レッスンの中で先生の母国の話も聞いたりして、行ってみたいという気持ちが強くなりました」(関谷さん)
「私は高卒認定のために英検準二級をまずは取りたいと思ってます。また、将来イラストレーターを目指しているので、海外の方にも見てもらえるような絵を描いて、自分の作品についてしっかり英語で紹介できるようになるのが目標です」(原田さん)