英国と日本の益子、二つの地で切り拓かれた陶芸の醍醐味を同時にみせる初めての展覧会。日本の陶芸家、濱田庄司は今から100年前の1920年、バーナード・リーチとともに英国に渡り、南西端の港町セントアイヴスに東洋風の登り窯を築きました。そこから、英国近代陶芸の礎となったリーチ派の作家たちが生まれました。
本展では、リーチ派をはじめとする近現代英国の個人陶芸 (スタジオ・ポタリー) の系譜に焦点を当てる一方で、英国で始まった濱田の陶芸が、日本でいかなる影響を与えたのか、濱田以降の益子の近代陶芸の一端を紹介します。現代英国を代表する作家から、益子の礎を築いた作家まで、60名による作品約170点が一堂に会します。
日程・会場:
2020年6月28日(日)~11月8日(日)
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
※今後の状況により、開館時間の変更や休館となる可能性があります。最新情報は展覧会公式サイトでご確認ください。