英国の名門オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団もまた、世界的パンデミックの影響を受け、今期予定していた公演の多くをキャンセルしています。コンサートホールに観客を迎え入れての公演ができない期間も、多くの人にフィルハーモニアの音楽を届けようと、オンライン配信用に演奏を収録したコンサートシリーズ『フィルハーモニア・セッションズ』を展開。曲間にアーティストによる解説も挟んだ、各回60分程度の充実したプログラムです。
過去に東京都交響楽団で首席客演指揮者を務めたチェコ出身のヤクブ・フルシャを迎え、チェコが生んだ偉大な作曲家、アントニン・ドヴォルザークの音楽をお届けするコンサート。今回は世界から注目を集めるチェリスト、アリサ・ワイラースタインがオーケストラと共演しています。世界的オーケストラの演奏をぜひご堪能ください。
プログラム:
(アンコール:アントニン・ドヴォルザーク、Arr. リチャード・バーチャル ジプシー歌曲集より 『我が母の教え給いし歌』 )
チェロ:アリサ・ワイラースタイン
詳細:フィルハーモニア管弦楽団 公式サイト (英語)をご覧ください。
『フィルハーモニア・セッションズ』シリーズのコンサートは、フィルハーモニア管弦楽団の公式YouTubeチャンネルで無料配信されます。オーケストラの存続を支援するための寄付をウェブサイト(英語)で受け付けています。
このほか『ライブ・フロム・ザ・ロイヤル・フェスティバル・ホール』と題したコンサートシリーズの有料ライブ配信を行います。有料公演の詳しいプログラム、視聴方法はフィルハーモニア『ライブ・フロム・ザ・ロイヤル・フェスティバル・ホール』ページでご紹介しています。
フィルハーモニア管弦楽団
2020年に創団75周年を迎えた英国の名門オーケストラ。世界の名だたる名指揮者を迎え、世界トップクラスの演奏を誇ります。年間160を超える公演、映画、ゲームのサウンドトラックや、CDのための録音に加え、幅広い層の人にオーケストラ音楽の愉しみを広める教育プログラムにも力を入れています。