英国の名門オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団は今秋、4つのコンサートを英国ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールからオンラインでライブ配信します。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、コンサートホールに観客を迎えての公演は2021年3月までキャンセルとなるなか、日本からでもフィルハーモニアのコンサートが堪能できるのは、クラシック音楽ファンにとって朗報です。
ライブ配信を逃してしまっても、コンサートの約2週間後から始まる、オンデマンド配信でお楽しみいただけます。
オンデマンド配信コンサート（有料）
『アメリカン・ドリームズ』
プログラム：コープランド『アパラチアの春』、フローレンス・プライス（編曲：ウィリアム・グラント・スティル）『茂みの中の踊り』、スティーブ・ライヒ『木片のための音楽』、ストラヴィンスキー『ダンバートン・オークス』
指揮：サントゥ＝マティアス・ロウヴァリ
視聴期間：2020年10月26日～2021年4月26日まで
> 視聴料を支払ってから28日間視聴可能。
詳細・視聴方法：フィルハーモニア管弦楽団 公式サイト （英語）をご覧ください。
料金：6.00英ポンド（約850円）
『ラヴェルとブリテン』
プログラム：ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』、ブリテン『イリュミナシオン』、ラヴェル バレエ『マ・メール・ロワ』
指揮：エサ=ペッカ・サロネン
ソプラノ：ジュリア・ブロック
視聴期間：2020年10月29日～2021年4月29日まで
> 視聴料を支払ってから28日間視聴可能。
詳細・視聴方法：フィルハーモニア管弦楽団 公式サイト （英語）をご覧ください。
料金：6.00英ポンド（約850円）
『ベネデッティ・プレイズ・ベートーベン』
英国で国民的人気を誇る、スコットランド出身のヴァイオリニスト、二コラ・ベネデッティがベートーベン唯一のヴァイオリン協奏曲でオーケストラと共演します。
プログラム：ベートーベン『ヴァイオリン協奏曲』、ベートーベン『交響曲第二番』
指揮：ペッカ・クーシスト
ヴァイオリン：ニコラ・ベネデッティ
視聴期間：2020年11月30日～2021年5月30日まで
> 視聴料を支払ってから28日間視聴可能。
詳細・視聴方法：フィルハーモニア管弦楽団 公式サイト（英語）をご覧ください。
料金：6.00英ポンド（約850円）
フィルハーモニア管弦楽団は、『ライブ・フロム・ロイヤル・フェスティバル・ホール』公演のほか、オンライン配信用に収録した特別なコンサートシリーズ、『フィルハーモニア・セッションズ』の無料配信を行っています。『フィルハーモニア・セッションズ』の各プログラムについても UK arts online のページで紹介していきますので、併せてご覧ください。
フィルハーモニア管弦楽団
2020年に創団75周年を迎えた英国の名門オーケストラ。世界の名だたる名指揮者を迎え、世界トップクラスの演奏を誇ります。年間160を超える公演、映画、ゲームのサウンドトラックや、CDのための録音に加え、幅広い層の人にオーケストラ音楽の愉しみを広める教育プログラムにも力を入れています。