テート・ブリテンと障害のあるダンサーがコラボレーション
1897年に開館したテート・ブリテンは、ロンドンのテムズ川沿いに位置する英国を代表する美術館の一つです。16世紀から現代までのブリティッシュ・アートを専門とし、ジョン・エヴァレット・ミレーによる『オフィーリア』をはじめ、ラファエル前派や初期から晩年までのターナーの作品群、デイヴィッド・ホックニー、フランシス・ベーコン、トレイシー・エミンといった現代アーティストまで、幅広い年代の英国アートを楽しむことができます。
こちらの映像作品「Dancing to Art」では、障害のあるダンサーが活躍する英国のダンス・カンパニー、コラリのメンバーが、特色あふれるテート・ブリテンのコレクションの中から、それぞれ注目の作品を、作品から触発された振り付けとともに紹介しています。
テート・ブリテンは、本動画に寄せたメッセージとして「多くの人が、テート・ブリテンの壮大な空間ではじっと静かに絵を鑑賞しなくてはいけないと感じてしまうでしょう。実際には鑑賞する上での細かいルールはありません。人々が展示空間を自由に好きなように楽しむことで何が起こるのかを示したかったのです」と述べています。
展示室を舞台にしたクリエイティブなパフォーマンスを楽しみながら、ぜひ皆さんもお気に入りの一枚を見つけてください。