イギリス留学での奨学金と留学資金のサポート
イギリスでは、留学する学生を対象として、奨学金、補助金、助成金、ローンといった資金援助の制度が数多くあります。ただし、奨学金についてはその需要が高く、応募者全員が受けられるわけではありません。奨学金獲得のチャンスを最大限に生かすためにも、できるだけ早めに応募しましょう。
また、各種奨学金については、多くの教育機関が独自の経済的支援を行っており、各学校のウェブサイトで詳細を確認できます。
イギリス留学で応募したい代表的な奨学金制度
イギリス政府やその他の団体が設立し、提供する奨学金もあります。ここでは、多くの国を対象にしたグローバルな奨学金制度をいくつか下記にまとめました。
チーヴニング奨学金
イギリス政府およびパートナー団体が資金を提供する国際奨学金プログラム。1年間、イギリスで修士号コースで学ぶための奨学金として、全額が支給されます。
英連邦奨学金
才能と意欲のある学生が、持続可能な開発に必要な知識とスキルを身につけることを目的とした奨学金。イギリス国民の低・中所得層が支給対象。奨学金の大半はFCDOの資金援助によるもので、イギリスの高等教育を支援する奨学金です。
エラスムス奨学金
エラスムスでは、さまざまな奨学金制度やEU加盟国の大学とのネットワークがあり、多方面で活躍する学生に奨学金を支給しています。対象者については、特定の国の出身者あるいは英語を勉強したい人といった条件は設けていません。
王立協会奨学金
王立協会の基本的な目的は、優れた科学を認識、促進、支援し、人類の利益のために科学の発展と利用を奨励すること。イギリス国内外の優れた研究者に対して、助成金やフェローシップを提供しています。
スコットランドSaltire奨学金
スコットランド政府とスコットランドの大学が連携し、優れた学問の伝統を持つスコットランドで学ぶ機会を奨学生に提供するものです。
また、大学でも様々な奨学金を実施していますので、興味のある学校のウェブWebサイトの奨学金情報もご確認ください。
大学院の奨学金は、大学や、Postgraduate Studentships や Prospects といったウェブサイトでも情報が掲載されています。
イギリス留学で必要な費用
奨学金や補助金の支給対象に選ばれたとしても、、自己負担しなければならない費用があります。交通費、滞在施設、授業料の一部などは、自分で払う必要があるかもしれません。奨学金に含まれるものと含まれないものにご注意ください。
イギリス留学で資金に困ったときの相談先
経済的な支援については、入学する前に調べてみてください。特に、年度の途中から、奨学金や補助金を得るのは困難です。
留学資金で困ったときには、UKCISA(英国留学生委員会)のウェブサイトに詳しい情報と、カウンセリング用の電話番号が掲載されています。また、学校の福祉課や学生組合の担当者にも相談してみることをおすすめします。