CEFRに対する認知度が高まり、学習者の英語力を測る際にCEFRを使う機会が増えています。文部科学省は英語力の目標として、中学3年生でA1レベル相当以上、高校3年生でA2レベル相当以上と設定しています。また、2020年度から大学入試の出願要件等で、英語教師が生徒の英語力を証明する機会も増えていきます。
では、それぞれの英語力は、どのようなものを指すのでしょうか。A2の学習者は以下のようなことができる、とされていますが、A1やB1との違いはどこにあるのか、そして具体的にどのような言語を使うことを指すのでしょうか。
【CEFR A2】 ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
今回ブリティッシュ・カウンシルでは、実際の生徒のスピーキングのサンプルを用いながら、A1/A2/B1それぞれのレベルに対する理解を深めるワークショップを、仙台、大宮、京都、広島の全国4ヵ所で開催します。評価に関する情報も併せてご紹介します。多くの先生方のご参加をお待ちしています。
※このワークショップは"New Directions 2019"開催記念イベントです。
プログラム
13:00- 受付開始
13:30-13:45 開会・英語教師を支える取り組み
13:45-14:45 セッション1:スピーキング評価のしくみを理解する
15:00-15:20 評価ツールに関する情報
15:20-16:20 セッション2:A1/A2/B1レベルのスピーキング
16:20-16:30 閉会
<New Directions 2019>
ブリティッシュ・カウンシルが主催する、英語評価に関する国際会議「New Directions 2019」が、2019年12月に横浜で開催されます。「評価」をテーマに様々なトピック・最新情報を扱う講演やワークショップ等、毎年、世界約18か国から500人以上が参加します。
お問い合わせ:ブリティッシュ・カウンシル 英語教育 Eメール