Date
2014年 11月 12日 (水曜日) 00:002014年 11月 15日 (土曜日) 00:00
会場
ブリティッシュ・カウンシル(東京)、高知県立美術館(高知)

Image: ©Turner Contemporary

英国ターナー・コンテンポラリーのエデュケーターを迎えた意見交換会およびトレーニング

ターナー・コンテンポラリーは、英国を代表する画家JMWターナーにゆかりのあるイングランド南東部ケント州の港町マーゲイトに2011年に開館した美術館です。地域に開かれた美術館を目指して、開館の準備段階から近隣住民に向けたプログラムを積極的に実施し、開館前に70万人もの人々が同館のプロジェクトに参加。現在も未就学児から高齢者まで様々な人々を対象としたラーニングプログラムを展開する同館の取り組みには、英国内から注目が集まっています。美術館がオープンしたことで、かつて海辺の観光地と栄えたものの、近年は賑わいに陰りが見えていたマーゲイトの町に再び多くの観光客も訪れるようになり、地域振興などの面でも大きな波及効果を生み出しています。

このたびブリティッシュ・カウンシルは、同館のラーニング&ビジター・エクスペリエンス部ディレクターを務めるカレン・エスリーを迎え、主に美術館の教育普及担当者を対象に11月12日(水)には東京で意見交換会を、11月14日(金)、15日(土)には高知で実践的なトレーニングプログラムを開催します。

11月12日(水)意見交換会「地域に開かれた美術館とは?」(東京)

鑑賞者のクリエイティブな思考や問いかけを引き出す「Philosophical Inquiry」のアプローチや、2012年ロンドン五輪にあわせて展開した子どもたちのリーダーシップスキルにフォーカスしたプロジェクト「Inspire」、若者と高齢者が参加し多世代間の対話を促すようなプロジェクト「Blank Canvas」など、ターナー・コンテンポラリーの多岐に渡るラーニングプログラムをご紹介するほか、日本の各館で取り組まれている教育普及活動の事例もご参加の皆さんに共有いただきながら、これからの美術館のあり方について自由に意見交換していきます。

主催:ブリティッシュ・カウンシル
日時:2014年11月12日(水)15:30-17:30  
会場:ブリティッシュ・カウンシル(〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-2)
言語:英語(逐次通訳あり)
対象:美術館・博物館の教育普及担当者、小中高等学校の先生、研究者など
定員:20名
参加費:無料
申込方法:専用オンラインフォームよりお申し込みください。

11月14日(金)/15日(土)美術館教育普及担当者向けトレーニング(高知)

ターナー・コンテンポラリーの多岐に渡るラーニングプログラムを紹介するほか、主に小中学生を対象としたプログラム開発のアプローチや、子どもたちからクリエイティブな思考や問いかけを引き出す「Philosophical Inquiry」の手法を具体的に体験できるような実践的なトレーニングを行います。高知県立美術館で開催中の展覧会「プライベート・ユートピア ここだけの場所 ─ ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在」の展示作品もトレーニングの題材として活用する予定です。

主催: ブリティッシュ・カウンシル/高知県立美術館
日程: 2014年11月14日(金)10:00-17:00、15日(土)10:00-17:00
会場: 高知県立美術館(〒781-8123 高知県高知市高須353-2)
言語: 英語(逐次通訳あり)
対象: 美術館・博物館の教育普及担当者、小中高等学校の先生、研究者など
定員: 20名 ※原則、両日参加できる方
参加費:無料
申込方法:専用オンラインフォームよりお申し込みください。
問合せ先:高知県立美術館(TEL: 088-866-8000 担当:長山)

 

ターナー・コンテンポラリー

英国を代表する画家JMWターナーにゆかりのあるイングランド南東部ケント州の港町マーゲイトに2011年に開館した美術館。建物の設計はデイヴィッド・チッパーフィールドが担当。ターナーが生きた1750年代から現代までの広範囲に及ぶ時代のアートを企画展を通して紹介するとともに、未就学児から高齢者まで様々な人々を対象としたラーニングプログラムを館の活動の中核に据え、人々が幅広い物の見方や考え方、学び方を発見していくことをサポートしている。地域に開かれた美術館を目指し、2011年の開館までの準備期間でも積極的に近隣住民と関わりを持ち、開館前に70万人もの人々が同館のプロジェクトに関わったとされている。ケント州の新しい文化拠点として観光や地域振興などの面でも大きな波及効果を生み出している同館の取り組みは、英国内でも大きな注目を集めている。
Turner Contemporary(英語)

カレン・エスリー
ターナー・コンテンポラリー ラーニング& ビジター・エクスペリエンス部ディレクター

1997年ロンドンのインスティチュート・オブ・エデュケーションにて博物館・美術館教育の修士号を取得後、ホワイトチャペル・アートギャラリー、カムデン・アーツセンター、チゼンヘール・ギャラリー、ヘイワード・ギャラリーなどで教育担当として活躍。2001年の開館準備段階からターナー・コンテンポラリーの活動に参画し、オーディエンス・ディべロップメント・オフィサー、ラーニング部ディレクターを経て2014年より現職。ラーニングおよびビジター・エクスペリエンスのチームを統括し、運営幹部のメンバーとして館のビジョン形成などにも深く関与している。2011年、美術館の教育普及分野での優れた活動者に対して贈られる「Marsh Award」を受賞。