ハル大学の図書館

大学院の授業の紹介

1学期と2学期の授業の概要について>
今回は大学院の授業について書いてみたいと思います。ハル大学では1年間が3つの学期に分けられています。そして、私が学んでいるMaster of AI and Data Scienceコースでは、1学期と2学期は、AIとデータサイエンス、そして、それらに必要なプログラミングの3つのモジュールで構成されています。1学期は基礎を学び、2学期は実践的なものを応用する学術的アプローチや、問題を解決するための手順・方法であるアルゴリズムも学びました。さらに、3学期に行う研究プロジェクトの研究提案書の作成やグループ研究も行いました。2学期は1学期と比較して、内容が濃く、深くなって、課題の量もぐっと増えて、毎日があっという間に過ぎました。

<ワークショップでは通常の授業よりも気軽に質問。学生同士での話す機会も
授業は、1学期も2学期もコロナの影響でハイブリッド形式となっていて、オンラインのレクチャーと大学のラボでのワークショップで構成され。私のコースでは、木曜日と金曜日がワークショップの日だったので、月曜日から水曜日にかけてオンラインの講義で学んだことをワークショップで実践する感じでした。

ワークショップではミニ講義であったり、グループディスカッションであったり、プログラミングによる実験だったりと様々でした。このワークショップは、通常の講義よりも気軽に教授やティーチングアシスタントをしている博士課程の学生に質問ができますし、同じコースの学生同士で話す機会も多いです。その結果、ワークショップを通して同じコースの友達ができました。

<交流会イベントで友達がつくれる!>
また、コースには留学生が多いこともあり、時々、コースでの交流会のようなイベントもあり、その交流会でも友達をつくる機会に恵まれました。よく、友達たちと図書館で一緒に勉強したりもしました。コースで友達をつくるというのはとても重要なことだと思っています。友達を作ることで、課題提出で不安になったときに、お互いに励ましあったり、取り組みの大変さを共有できたりするのは、とても大きなサポートになります。

そして、いよいよ、この5月末からは最後の学期である3学期です。3学期は2学期に作成した研究提案書に基づいて研究を行っていきます。3学期は1年間の集大成です。まだ3学期は体験していないのでなんとも言えませんが、提出締め切りを考えると約12週間で研究から論文作成まで完了しなければならないので、楽しみだけど、きっと忙しい毎日になるだろうなと思っています。

<最後に>
今、私は、ちょうど、2学期のすべての課題提出が終わったところです。確かに学期中は大変ですが、課題の提出がすべて終わったときには、「やり切ったー!!!」と、すごく達成感があります。そして、この達成感が、「大変そうなこともやってみたらできる、なんとかなる」と少し自信にもなります。ぜひ、多くの方にこの達成感を味わってほしいなと思っています。

ハル大学の図書館の外観