第10回英国大学視察訪問

英国の高等教育制度および大学国際化について視察するプログラムを実施

日本の大学で国際企画、国際交流を始めさまざまな部署でご活躍の教職員の方々を対象に、英国の高等教育システムおよび大学の国際化に関する諸施策への理解を深めていただくことを狙いとして、2019年2月25日から28日までの日程で、「第10回英国大学視察訪問」を実施致しました。 

  • 実施日時:
    2019年2月25日(月)~2月28日(木)
  • 参加機関:
    北海道大学、国際基督教大学、関西大学、慶應義塾大学、名古屋大学、立命館アジア太平洋大学、東海大学、筑波大学、一般社団法人国立大学協会(計8大学、1機関)*アルファベット順
  • 訪問大学:
    2月25日(月) University of Bristol
    2月26日(火) De Montfort University
    2月27日(水) University of Nottingham
    2月28日(木) Coventry University

プログラムには、8大学1機関から10名にご参加いただきました。訪問先は、全学部において世界をけん引する研究を行っており、日本と数多くの教育・研究交流を推進しているブリストル大学、2013年から実施している国際戦略で英国最大規模の海外留学プログラムにより著しい成果を上げたデモントフォート大学、世界が直面する6つの地球規模課題を研究の優先課題とする全学的な取り組み Beacons of Excellence を推進し、マレーシアや中国に海外キャンパスを有するノッティンガム大学、近代に設立された大学の中でもトップに数えられ、約170億円以上を研究専門スタッフと研究設備に投入するなど、大規模な研究戦略を推進しているコベントリー大学の4大学です。

イングランド南西部から中部まで、教育システム、歴史、規模などの点で特色が異なる4大学での視察を通して、各大学の国際戦略、留学生獲得戦略と留学生支援、学生の海外派遣の取り組み、研究戦略などについて、各大学のユニークな取り組みを比較対照しながら理解を深めることができました。また、現地の学生によるキャンパスツアーでは、特色あるキャンパス内の施設や学生のキャンパスライフを垣間見る機会もあったほか、訪問先の国際部職員、日本と関わりのある教職員とのネットワーキングの機会や、参加者による大学紹介のプレゼンテーション発表の時間も設けられました。

以下、参加者の皆さまから執筆のご協力をいただき報告書を作成しましたので、広く共有させていただきます。

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