英国の高等教育制度および大学国際化について視察するプログラムを実施
日本の大学で国際企画、国際交流を始めさまざまな部署でご活躍の教職員の方々を対象に、英国の高等教育システムおよび大学の国際化に関する諸施策への理解を深めていただくことを狙いとして、2015年11月9日から12日までの日程で、「第7回英国大学視察訪問」を実施致しました。
- 実施日時:
2015年11月9日(月)~11月12日(木)
- 参加機関:
茨城大学、慶應義塾大学、神戸大学、京都大学、九州大学、長崎大学、名古屋大学、沖縄科学技術大学院大学、立命館アジア太平洋大学、東北大学、東海大学、東京工業大学、東京外国語大学 (計13大学) *アルファベット順
<オブザーバー>日本学術振興会ロンドン研究連絡センター
- 訪問大学:
11月 9日(月) University of Stirling
11月10日(火) Northumbria University, Newcastle University
11月11日(水) Manchester Metropolitan University
11月12日(木) University of East Anglia
プログラムには、13大学(国公立大学9、私立大学4)、及び日本学術振興会ロンドン研究連絡センターから、総勢19名にご参加いただきました。訪問先は、スコットランド中部に位置し、115カ国以上の国籍を持つ国際色豊かなキャンパスを持つスターリング大学、近年新たな国際戦略を策定し、研究力評価を大幅に上げたノーサンブリア大学、ラッセル・グループの構成校であり、大規模研究大学として海外との研究連携に力を入れるニューカッスル大学、新たな国際化戦略を策定し、新しいキャンパスを誇るマンチェスターメトロポリタン大学、近年海外パートナーシップ構築における優先5カ国の一つに日本を位置付けたイーストアングリア大学の5大学です。
スコットランドからイングランド南部まで、教育システム、歴史と規模という点で特色が異なる5大学での視察を通して、各大学の国際戦略、ブランディング戦略、学生の海外派遣支援・留学生支援の取り組みなどについて、比較対照をしながら理解を深めることができました。また、訪問先の国際部職員、日本と関わりのある教職員、日本人留学生とのネットワーキングの機会や、訪問先大学の担当職員とのディスカッションの機会も設けられました。
以下、参加者の皆さまから執筆のご協力をいただき報告書を作成しましたので、広く共有させていただきます。