英国の留学生リクルートメントや国際化戦略を視察するプログラム

ブリティッシュ・カウンシルでは、日本の大学の国際交流・留学生担当の方々にご参加いただき、2009年7月20日から1週間の日程で、『第1回英国大学視察訪問(Inward Mission 2009)』を実施。2009年2月にロンドンで開催された『日英学長会議』(ブリティッシュ・カウンシル、日本学術振興会<JSPS>共催)のなかで、参加者から「もっと日本の大学の国際課スタッフの国際化を図る必要がある」とのコメントをいただいたことをきっかけに第1回の英国大学視察訪問が実現しました。

新型インフルエンザの影響が懸念されましたが、「留学生30万人計画」を受けて「国際化拠点整備事業―グローバル30」の採択拠点13大学が発表されるなど、日本国内における機運の高まりもあり、募集定員を超えるお申し込みをいただきました。結果的に、13大学(国立7、公立2、私立4大学)および社団法人国立大学協会の代表者にご参加いただき、英国内で積極的に留学生獲得に向けた取り組みを展開するさまざまなタイプの大学(5大学)を訪問。留学生リクルートメントや国際化戦略、その具体的な取り組みについてブリーフィングを受けました。また日本学術振興会(JSPS)のロンドン事務所や、ブリティッシュ・カウンシル教育部本部(マンチェスター)を訪問。日英両国の高等教育政策に関するバックグラウンドについて広範囲な知識を得ることができました。

  • 実施日時:
    2009年7月20日(月)~7月24日(金)
  • 参加機関:
    国際教養大学、同志社大学、愛媛大学、岐阜大学、高知大学、九州大学、名古屋工業大学、岡山大学、大阪府立大学、立命館大学、芝浦工業大学、琉球大学、早稲田大学(計13大学)および国立大学協会 *アルファベット順

 

※視察訪問の詳細につきましては、下記視察訪問報告書をご覧ください。

※関連資料
 月刊『留学交流』2009年11月号
 「英国の大学に見る国際ネットワークの取組」(18~21頁)