バーノン・エリス Vernon Ellis
バーノン・エリス Vernon Ellis

バーノン・エリス
ブリティッシュ・カウンシル理事長

略歴

  • ビジネス
    1969年より約40年間、ビジネス、情報・テクノロジー分野で世界最大級のコンサルティング会社、アクセンチュアに勤務。1990年代のアクセンチュアの急激な成長の時代に重要な経営ポストをいくつも担い、ヨーロッパ、中東、アフリカ、インドの経営を指揮したほか、世界経済フォーラムとの関係を構築。2001年より、インターナショナルチェアマン(国際事業所管最高責任者)に就任。同社がグローバルに展開している社会貢献活動、コーポレイト・シチズンシップ・アクティビティを主導。さらにNPO 等に対して廉価でコンサルティングサービスを提供するアクセンチュアのプログラム(Accenture Development Partnerships)も立ち上げた。
    G8 Digital Opportunities Task Force には、英国の民間部門代表として参加。複数のトップクラスのビジネススクールの顧問としても活動した。
    現在、文化ツアーを提供する旅行会社として代表的なMartin Randall Travel Ltdや、主要な医療サービスを提供するOne Medicareの理事長、FTI Consultingの非常勤会長も務めている。
  • 芸術文化、社会活動
    2005から2012年、イングリッシュ・ナショナル・オペラの理事長として、世界を代表する革新的なオペラハウスとしての改革を成功させた。現在は、総裁。
    その他、多くの音楽団体とも取り組みがあり、National Opera Studioの会長も務める。
    自身の財団を通して、芸術期間、アーティスト、チャリティーなどに援助を行い、ロンドンにある自宅では、財団が主催するコンサートを年間60公演開催。著名なアーティストには公開前の通し稽古の場を、若手のアーティストには舞台の機会を提供。公演は、音楽団体やチャリティーの資金集めの場としても機能。
    クラシカル・オペラ・カンパニーでは、設立の1997年から2009年まで理事長を務め、現在も会長として就任。
    2004~2010年、英国王立音楽大学の理事を務め、2012年には同大学の特別研究員の称号を授与。
    Philanthropy Reviewの一員として、2011年に設立されたタスクフォースに加わり、寄付活動や芸術文化における仕組みや財政支援のありかたについての講演も多数。
    2011年には、音楽業界への貢献より、ナイト爵に叙せられ、2013年には文化的な社会奉仕活動によりビーコン・フェローシップを授与。
    2012年、Arts and Media Honours Committee理事長
    2010年3月、ブリティッシュ・カウンシル理事長に就任。当初の任期は2013年までだったが、再選により2016年まで延長された。