英国留学ウェビナーに定員越える参加者 高い教育水準と多様性に関心
2022年2月11日英国は全ての入国規制を緩和、留学の機運高まりに期待
英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシル(所在地:東京都新宿区 駐日代表:マシュー・ノウルズ)が1月26日に開催した英国留学に関するオンライン・セミナーでは、定員100名のところ160名を超える人数の参加希望があり、今後の英国留学への関心の高さを示しました。
オンライン・セミナーでは、開催時点でのコロナ感染対策や留学に必要な要件など最新情報を提供、現在英国に留学中の大学生の方々にオンラインで参加いただき、現地での生活や学習環境等についてお話いただきました。参加者との闊達な質疑応答が行われ、出願方法や、ウィズコロナの大学生活、住まい探しなど英国留学への関心の高さを示していました。
■ 英国留学へ興味持つ理由は「教育の質の高さ」「国際性・多様性」「カルチャー・芸術・スポーツ」
参加者115名のうち45名から回答のあったアンケートによると、英国留学に興味を持った理由として「教育の質の高さ」「国際性・多様性」「カルチャー・芸術・スポーツ」が挙げられています。英国の大学の世界的高評価と実績、学術スタッフの20%が外国人、大学生の20%が留学生という国際的な教育環境、英国の人気スポーツや文化芸術の影響などが英国を選ぶ理由となっていることがうかがえました。
■ コロナ渦でも7割以上が「留学への興味関心変わらず」
また、コロナ渦にあって留学への興味関心について7割以上の参加者が「変わらず」と回答しており、感染症拡大の困難な時でも留学実現への意志の高さを表していました。
留学へ興味を持ったきっかけについては、自身の海外体験や英語学習環境、文化への興味など、幼少時から現在に至る環境が大きく影響していることもうかがえます。ますます国際化が進み、英語力増強の必要性、SDGへの関心が高まる現在、英国留学は若い方々の可能性を広げる選択肢といえそうです。
■ 英国は全ての入国規制を緩和へ
英国は2月11日より全ての入国規制を緩和、ワクチン2回接種済みの方は入国時全ての検査が免除され、未接種の方への渡航制限も縮小されます。最新の入国の情報は以下のサイトでご確認ください
https://www.gov.uk/uk-border-control
ブリティッシュ・カウンシル駐日代表マシュー・ノウルズは、以下のようにのべています。 「パンデミックの間ずっと、英国は留学生を受け入れ続けてきました。私たちは留学生の皆さんが英国を選択したことを誇らしく思います。英国での留学を再開する方にも、新たに踏み出す方にも国境は開かれています。 過去10年の間、2万3千人の日本人が英国を留学先に選んでいるのは、英国が常に最高級の教育と環境で信頼され、真の国際的な体験を求める学生に適していると判断されているからです。留学は自分を新たに発見し、心躍るような体験を与えてくれます。私たちは、多くの方々が英国留学の夢を諦めず実現できるよう、継続的に支援していきます」
ブリティッシュ・カウンシルでは本年も引き続き、無料のオンライン・セミナーを開催し、英国留学の基本情報や、奨学金、ビザの最新情報、英語学習やIELTSの対策、異文化理解、留学後のキャリア、など専門家や留学経験者とも連携しながらインタラクティブなセミナーを予定しています。
■ブリティッシュ・カウンシルについて
ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。私たちは文化芸術、教育、英語を通じて、英国とその他の国の人々の間につながりを育み、理解と信頼を築くために活動しています。2019年度は、8,000万を超える人々が私たちの活動に直接参加し、また7億9,100万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。英国の公的な機関として1934年に王立憲章によって定められた非営利の公益団体(チャリティ)として設立され、主要な財源となる交付金の15パーセントを英国政府から受け取っています。
日本では1953年に活動を開始しました。英会話スクールや英国資格試験の運営、教育機関・企業向け英語研修、英国留学情報の提供、英語教員への研修、高等教育や文化芸術分野での国際交流支援などを行っています。