英国を拠点とする創造集団、ネオン・ダンスが、芸術家の荒川修作+マドリン・ギンズの世界、とりわけギンズの著作である『ヘレン・ケラーまたは荒川修作』の最終章「批判する浜辺(Critical Beach)」から着想を得て制作した「パズル・クリーチャー 豊島にて」を、瀬戸内芸術祭で発表します。
瀬戸内海の豊島の海岸を舞台に、日英の手話を用いて多言語で交信し、身体の一部を外在化させるかのようなオブジェを身にまとったりダンサーたちが、時間や空間、複数の地平線を縦横無尽に行き交う本作品。観客はやがてこの作品の真の主役は私たちそれぞれの身体であり、それがパズルのピースとなって作り上げる集合体としての大きな身体でもあることを共に体験してゆきます。
日時:2019年9月28日(土)、 9月29日(日)いずれも14:00‐15:00
会場:豊島 甲生海岸