英国が生んだ振付家の巨匠ケネス・マクミラン。英国バレエの最高峰と言われるそのバレエ作品『マノン』が東京の新国立劇場で上演されます。アベ・プレヴォーによって書かれたファム・ファタル、マノン・レスコーの物語は、オペラや絵画、映画の題材にも取り上げられ、愛ゆえに破滅へと落ちてゆく若い二人の美しくかつ壮絶なドラマが時代を越えて愛されてきました。マクミラン振付の『マノン』はバレエ団の総合力が問われる作品としても知られ、独特のアクロバティックなリフトを多用したパ・ド・ドゥの数々が、マスネの胸を打つ美しい旋律と溶け合って二人の心情を見る者に強く訴えかけます。
日程:2020年2月22日(土)、23日(日)、26日(水)、29日(土)、3月1日(日)
会場:新国立劇場 オペラパレス
※2月29日(土)、3月1日(日)の公演が中止になりました。詳細は公演公式サイトをご確認ください。