日本の美術館では11年ぶりとなるジュリアン・オピーの大型個展が開催されます。シンプルな最小限の点と線で人物像や風景を生き生きと表現し、輪郭線を強調した特徴的な作風のポートレイトで知られるジュリアン・オピー。伝統的な絵画や彫刻の素材だけでなく、LED ディスプレイや看板など身近な素材からも生み出される真新しい視覚表現は、グラフィックデザインやピクトグラムにも通じ、ハイブリッドな魅力に溢れています。本展では作家自選による絵画、彫刻、映像など、初公開される新作を中心に構成し、英国の代表的なアーティストのひとりであるジュリアン・オピーの現在を紹介します。
日程:2019年7月10日(水)〜2019年9月23日(月)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー