「多様性のある文化に触れ、多くの深い議論を重ねたことが、現在の仕事のベースに」(桑江 直人さん)

「多様性のある文化に触れ、多くの深い議論を重ねたことが、現在の仕事のベースに」(桑江直人さん)

30歳を目前に留学を決意した桑江直人さん。開発学では最先端を行くイギリスの大学院での留学経験や、それがどうキャリアに活かすことができたのか、語っていただきました。

イギリスへ留学しようと思ったきっかけ

大学を卒業後、民間企業で約4年働いた後に留学しました。もともと、開発学に興味がありましたが、この業界の就職に恵まれず民間で働いていました。30歳を目前に留学に挑戦することを決意し、開発学を学ぶ上で英語は避けて通れないことから海外へ留学することを考え、この分野では最先端をいくイギリスの大学院への進学を目指しました。

実際のイギリス留学について

留学してみて感じたのが、教授陣による手厚い指導でした。とは言っても、決して過保護なわけではなく、どちらかというと放任主義的な側面があったと思います。これは、学ぶ側の真剣さがないと成り立たず、その意味で良い刺激がありました。楽しかったことも大変だったことも数多くありますが、一生でこれだけ集中して学問に取り組んだことはないと思います。この経験から、専門知識だけではなく、多様な考え方、多様な文化に触れることができ、視野と感覚が一気に広がったと思います。

留学の経験が現在のキャリアにどう役立ちましたか?

専門知識を得たことは当然ですが、それ以外でも役に立ったと思います。具体的には、海外の方と仕事をする度胸がつき、留学を通じて海外の方との交流に慣れたことが特に役立っていると思います。英語力は大事ですが、実務面では英語力だけではなく「何を語るか」が非常に大事です。その意味で、留学時代に多様性のある文化に触れ、多くの深い議論を重ねたことが、現在の仕事のベースとなる貴重な経験でした。

英国留学フェアへの来場者の皆さまへ一言

留学では、日本とは異なる環境や勉強面で大変苦労すると思いますが、それに対応する「適応力」を自身で確立することができれば、きっと素晴らしい経験になると思います。まずはその為に入念に情報を集めて、しっかりと計画を立てて夢を実現させてください。

*留学情報

桑江 直人さん
留学した都市名:London, Reading
留学した学校名:School of Oriental and African Studies(SOAS)、University of London(ファンデーションコース)、The University of Reading(修士課程 International Rural and Development)
留学期間:約2年