「留学経験は語学の先の、世界で通用するヒューマンスキルを得ること」(山本 祐莉さん)

「留学経験は語学を習得することだけではなく、その先の『世界で通用するヒューマンスキル』を得ること」(山本 祐莉さん)

12歳で単身イギリスに留学した山本祐莉さん。若くしてイギリスに留学を志したいきさつや、イギリスの生活についてかたっていただきました。

イギリスへ留学しようと思ったきっかけ

私は幼い頃から語学に興味があり、英語の本場であるイギリスへ実際に行ったことがきっかけでイギリスでの留学を志しました。10歳のときにテレビで英語を流暢に話している日本人歌手の方をみて「私もこの人みたいにネイティブの英語を話せるようになろう!」と強く決意したのを今でも覚えています。

実際のイギリス留学について

小学校を卒業したばかりの12歳でひとり親元を離れて暮らすことは簡単なことでありません。言葉が通じないのはもちろんのこと、まわりに頼れる人がいないのは本当に辛かったです。でもそのおかげで自立心が芽生え、問題に直面したときの考え方が変わりました。文化の違う人々との接し方や自分が共感できないことに対しても柔軟に対応しなくてはいけないことも多くありました。留学経験は語学を習得することだけではなく、その先の「世界で通用する人間として必要なヒューマンスキル」を得ることができたのが何よりの宝物だと思います。

留学の経験が現在のキャリアにどう役立ちましたか?

留学を決めたころから「日本と世界の架け橋」となるお仕事がしたいというのが夢でしたが、実際に日本で就職し、海外の企業との新規事業を共同開発するプロジェクトに配属になった時、改めて「日本と世界との架け橋」になることの難しさを目の当たりにしました。そこに待ち受けていたのは日本と文化が正反対の国の方々とお仕事をするということでした。英語を話せるプロジェクトメンバーは多くいましたが、両者ともに「自分の国ではこうだ!」と強い主張をしていることが多かったため、常にぶつかりあう日々でした。そんな中での緩和剤の役割が「海外へ出て行ったことのある人材」でした。自分が生まれ育った国から飛び出して行き、さまざまな環境にもまれた経験から、「相手の意見にまずは耳をかたむけてみる、歩み寄ってみる」という柔軟な対応が自然とできるようになっていたのだと思います。滞在期間に関係なく、海外へ飛び出していくことの重要性を再認識することができました。

英国留学フェアへの来場者の皆さまへ一言

留学はとても勇気のいることです。楽しいことばかりではないので、半端な気持ちではできません。ただ、辛かったことも自分の経験になり、いつか「いい経験だったな」と振り返れる時がきます。

留学情報

山本 祐莉さん
留学した都市名:London, Guildford, Godalming, Malvern
留学した学校名:University of Surrey(修士課程 Management)、City University London(学士課程 Music)、Prior’s Field School(Year 8-13)、Home End Farm (English as an Additional Language) 
留学期間:13年