ブリティッシュ・カウンシルでは2012年3月21から23日にかけて、英国から、博士人材の能力育成に関するTransferable Skillsの取り組みをさまざまな立場から担当する下記4名の専門家を招き、日本の関係省庁、研究機関、および大学の皆様と意見交換を行う機会を設けました。

  • Dr Iain Cameron, Head of Research Careers and Diversity, Research Councils UK
  • Dr Janet Metcalfe, Chair and Head, Vitae
  • Dr Robin Humphrey, Director of Postgraduate Research Training, Faculty of Humanities and Social Sciences, Newcastle University
  • Dr Alison Leggett, Staff Development Manager (Academic), University of Bristol

英国の大学で過去10年、博士人材の社会でのさらなる活躍を促進するために推進されてきたTransferable Skills Trainingについては、弊機関でもさまざまな形でご紹介しています。今回は、文部科学省科学技術政策研究所主催(ブリティッシュ・カウンシル共催)の講演会において、Dr Cameron、Dr Metcalfe両氏が、Transferable Skills開発支援の仕組みについて、またそれらの活動に対する調査・研究の結果がどのように政策提言に活かされているかという問題について講演。続く勉強会では、Dr Humphrey、Dr Leggettをはじめ、日英両国の大学において博士人材の能力育成・キャリア開発支援に携わってきた関係者が一堂に会し、各国の事例を共有するとともに、博士の育成やポストドクターのキャリア支援に必要となる仕組みや手法などを議論しました。

また英国からの一行は、文部科学省科学技術政策研究所・桑原輝隆所長を表敬訪問。日英の科学技術人材育成の現状の違いについて議論したほか、文部科学省高等教育局より、日本の大学院改革やCOE、博士課程教育リーディングプログラムなどの施策について説明を受けました。さらに、最終日には産業技術総合研究所・小野晃副理事長をはじめとするとする方々を訪問。同研究所イノベーションスクールにおける先進的な取り組みについて学びました。