●調査概要 調査A「スピーキング指導に関する実態調査」(2019年10月-11月実施) 調査対象:公立中学校の英語教師173名 調査方法:質問紙調査 無記名 |
1. 即興的なスピーキング活動を「実施する」のは6割以上で、授業改善が進んでいる傾向が明らかに(図1)
- 「即興的なスピーキング活動を実施する」(よく、時々の合計)は64%で、過半数がやり取りの指導を実施している。
- 全国学力・学習状況調査では、やり取りが出題されており、生徒全員に学習機会が提供されるよう指導改善が急がれる。
- 2015年に実施された調査(*1)で、「即興で自分のことや気持ちや考えを英語で話す」活動を、「よく行う」「時々行う」と回答した教師は合計43%であった。この数値を参考にすると、授業改善は進んでいると判断される。
*1 ベネッセ教育総合研究所(2016)「中高の英語指導に関する実態調査 2015」ダイジェスト版