Alan Kane, Home for Orphaned Dishes, 2011, Courtesy British Council Collection © Alan Kane
Courtesy British Council Collection ©

Alan Kane

岡山のみの観客参加型展示が決定! 《忘れられた器たちの棲み家》

《忘れられた器たちの棲み家》2011年
アラン・ケイン(1961 年生まれ)
ミクスト・メディア・インスタレーション

2011 年にブリティッシュ・カウンシル・コレクションに収蔵された英国人美術家アラン・ケインによる≪ Home for Orphaned Dishes ≫は、ものを譲ることによって作品へ参加すること、そして「流行り廃り」という動向と、それによって物質的に残されるものをあらためて見つめ直すための観客参加型のインスタレーション作品です。ここでは、1960-70 年代において大量生産品やモダンデザインに代わって注目を集めた、ろくろで成形されたスリップウェアや磁器といった庶民的な工芸復古時代を象徴する陶磁器が壁面を埋め尽くします。当時は大切にされた陶磁器も、流行の変化とともに不格好で地味なものと思われてしまい、台所の戸棚やチャリティショップ、屋根裏などの片隅に眠っているのではないでしょうか。本作では、リンダ・モリス氏の所蔵品からこの美術家自らが選んだものに、さらに観客が探し出し持ち寄った不要な皿や陶器を足していくことで、作品が次々と膨らんでいくものとなっています。

ぜひご自宅に眠っている不要な「忘れられた器」をご持参のうえ、本作品に寄付・ご参加ください。
※作品への参加方法は岡山県立美術館公式サイトの「器の受け入れについて」をご覧ください。

緊急決定!アラン・ケイン氏、アーティストトーク 

岡山会場でのみ特別展示される《忘れられた器たちの棲み家》(2011年)の作者アラン・ケイン氏が急遽来日し、アーティスト・トークを行なうこととなりました。当日は本作品に関する思いはもちろんのこと、自身の活動についてなど広くお話をいただく大変貴重な機会となります。ぜひ奮ってご参加ください。

日時:2015年1月10日(土)14:00〜15:30
場所:岡山県立美術館 地下講義室(定員70名)
参加費無料、先着順

「ギャラリートーク:イギリスの90年代以降のカルチャーとともに」

イギリスの90年代の大衆文化を交えながら、本展担当学芸員が出品作品を解説します。

講師:髙嶋雄一郎(岡山県立美術館 学芸員)
時間:2015年1月23日(金)18:00~
場所岡山県立美術館 地下一階展示室、屋内広場にて ※要観覧券

「スペシャルトーク:90年のイギリス・アートシーンを振り返る」

80年代末にイギリスに渡り、90年代の多くをニューヨークで過ごした画家の東島毅氏をお招きし、当時のイギリスのアートシーンや近年の作品を観て感じるところを、当時の貴重な写真などを交えながらお話しいただきます。

講師:東島毅(画家)
日時:2015年1月18日(日)14:00-15:00
場所岡山県立美術館 地下一階講義室(定員 先着70名)

作家プロフィール:
1960年佐賀県生まれ。86年筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術(絵画)専攻修了。88-90年Royal College of Art(ロンドン)美術学部絵画専攻修士課程在籍。96年現代美術のVOCA 展’96 VOCA 賞。97年五島記念文化賞美術部新人賞受賞(ニューヨークで研修)。02 年文化庁芸術家在外研修員(ベルリンに滞在)。13 年東島毅+本田健展 冬のみず、山あるき(岩手県立美術館)12年東島毅 遮るものもないことについて─another(上野の森美術館ギャラリー・東京)。07年岡山県立美術館特別展 東島毅展(岡山県立美術館)。他。
東島 毅 official website

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