Gherkin-building-London
©

Mat Wright

Date
2014年 02月 14日 (金曜日)
18:0021:00
会場
3 x 3 Labo、JR有楽町駅より徒歩2分

2012年のロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会の際には、大会開催4年前の2008年から「カルチュラル・オリンピアード」と題した大規模な文化プログラムがロンドンのみならず英国全土で展開され、合計で約18万にもおよぶ様々な文化イベントに4300万人の人々が参加しました。数々の文化・芸術機関や地域がさまざまな枠を超えて取り組んだこのプログラムは、文化セクター全体を活性化するだけでなく、観光や地域振興などの面でも大きな波及効果を生み出し、より多くの市民が新しい形で文化活動に触れ、参加する機会を創りました。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会の実施が決定し、日本においても2020年に向け、スポーツだけでなく文化を通して東京、そして国全体を盛り上げようとする機運が高まっています。こうした状況を受けて、ブリティッシュ・カウンシルとアーツカウンシル東京(公益財団法人 東京都歴史文化財団)は、文化セクターの未来をより多くのステークホルダーと一緒に考え、未来へのビジョンを描く第一歩として、フューチャー・セッション形式のワークショップを開催します。「フューチャー・セッション」とは、多様なステークホルダーが既存の枠組みを超えて集まり、オープンな対話を通して未来の価値を生み出す場です。今回のワークショップでは、美術や演劇、音楽など文化セクターのジャンルの壁を超えて、アート関係者が今抱えている未来への「問い」や知識の共有することで新たな関係性の構築、パートナーシップやコラボレーションの機会を探ります。

ワークショップのゲストスピーカーとして、「カルチュラル・オリンピアード」実施に際して中心的な役割をはたした3名の文化関係者を英国から招聘し、英国で展開されたプロジェクトの事例や、新たに生まれたパートナーシップなどについてお話いただき、日本の文化セクターが今後、より多くの価値を創造し、社会に“インパクト”を残すための対話に繋げていきたいと思います。

■日時:2014年2月14日(金)18:00~21:00 (17:30受付開始)
会場:3 x 3 Labo (さんさんらぼ)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F(アクセス・地図
■対象:アーティスト、デザイナー、美術館のキュレーターやエデュケーター、演劇プロデューサー、劇場やホール、音楽団体等のアートマネージャー、アートNPO関係者、企業のCSR担当者、行政関係者など
お申し込み方法:<受付終了しました>
※ 参加費無料・要予約(日英逐次通訳つき)
※ 定員50名、申込多数の際は抽選の上、当選者に2月10日に参加確認メールをお送りします
主催:ブリティッシュ・カウンシル、アーツカウンシル東京(公益財団法人 東京都歴史文化財団)
協力:エコッツェリア協会

ゲストスピーカー

ルース・マッケンジー
ロンドン2012カルチュラル・オリンピアード ディレクター
ロンドン2012フェスティバル キュレーター
ディジグネート・オランダ・フェスティバル 芸術監督
ザ・スペース ディレクター

ロンドン2012カルチュラル・オリンピアード ディレクターおよびロンドン2012フェスティバル キュレーターとして、25,000人のアーティスト、2,000万人以上の観客が参加した英国史上最大規模のアートフェスティバルを成功に導いた。現在アムステルダムの国際的に著名な芸術祭「ディジグネート・オランダ・フェスティバル」の芸術監督を務めるほか、英国BBCとアーツ・カウンシルによる新しいオンライン上のアートプラットフォーム「ザ・スペース」のディレクターも兼任。過去には、マンチェスター国際フェスティバルやスコティッシュ・オペラのジェネラル・ディレクター、チチェスター・フェスティバル・シアター芸術監督、ノッティンガム・プレイハウスのエグゼクティブ・ディレクター、サウス・バンク・センターの戦略企画部門長などを歴任。現在ウィーン・フェスティバル、BBC、テート、ロンドン交響楽団、ブリティッシュ・フィルム・インスティチュートなどのコンサルタントや、英国文化メディアスポーツ省の5人の大臣のアドバイザーも務めており、BBCやアーツ・カウンシル・イングランド、インペリアル・ウォー・ミュージアム、ブリティッシュ・カウンシルとのプロジェクトにも携わっている。

モイラ・シンクレア
アーツ・カウンシル・イングランド エグゼクティブ・ディレクター
(ロンドンおよび南東地域担当)

アーツ・カウンシル・イングランドのエグゼクティブ・ディレクターとしてロンドンおよび南東地域を担当し、この地域で助成を受ける322のアート団体の活動や運営状況などを統括。また、アーツ・カウンシル・イングランドのボード・メンバーとしてイングランド全体の政策策定に携わり、特に文化セクターの成長と人材育成を担当。2012年のロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会に大きく貢献し、現在もその成果を今後につなげていくレガシー・プログラムを担当している。 

マンチェスター大学で演劇を学んだ後、地方自治体やパフォーミング・アーツなどの仕事に携わり、その後、病院患者などを対象にアートプログラムを実施するバイタル・アーツのディレクターを経て、2005年よりアーツ・カウンシル・イングランドに所属。2004年度には、英国の文化セクターで今後の活動が期待される人材を対象としたクロア・リーダーシップ・プログラムに参加。現在、障がいのある人々やホームレスの人々などをサポートする団体ルック・アヘッド・ソーシャル・ケア・アンド・ハウジングの活動にも副理事として関わっている。

ジャスティーン・サイモンズ
ロンドン市 文化部長

11年間ロンドン市長の文化部長を務め、現在は文化担当の副市長代理も兼任。ロンドン市長の文化戦略の責任者として、映像・ファッション・デザイン分野といったクリエイティブ産業への投資プログラムを主導している。ロンドン市が関わる音楽、演劇、国際文化交流、視覚美術、文化政策、パブリックアートといった事業を統括するほか、ロンドン市長が推進するトラファルガー広場を舞台にしたパブリックアートプロジェクト「フォース・プリンス(四番目の台座)」のディレクターも務める。2012年のロンドン・オリンピック・パラリンピック競技大会では、ロンドン市の責任者として、またロンドン・フェスティバル2012のアソシエート・クリエイティブ・プロデューサー として、文化プログラムの企画から実現まで中心的な役割を果たした。また、文化と都市の未来を世界規模で考えるワールド・シティーズ・カルチャー・フォーラムも立ち上げ、人々の生活や政治における文化の重要性を訴求している。現職に就く前は、コンテンポラリー・ダンス分野でいくつかの主要な劇場で10年間働いた。現在はテムズ・フェスティバル、英国フィルム・コミッション、ロンドン・デザイン・フェスティバル、ブリティッシュ・ファッション・カウンシルなどでボード・メンバーを務めるほか、ビッグ・ダンスの理事長でもある。

ファシリテーター

野村 恭彦
株式会社 フューチャーセッションズ 代表取締役社長