Date
2014年 07月 23日 (水曜日)
18:0020:00
会場
コンファレンススクエアM+ 1階会議室サクセス

グローバル化と急激な社会変化のなか、日本においても英国においても、知の創出と人材育成の拠点であるべき大学への期待が高まりつつあり、教育・研究活動の多様な側面において、社会の要求に応える形での大学改革が求められています。社会における高等教育の存在意義を常に試される局面を迎え、日英両国でも、大学と社会が相互に信頼関係を深め、新しい連携の形からこれまでにない知識を生み出し、互いに発展を遂げるためには、どのような取り組みが求められるのか、本格的な議論が始まっています。

ブリティッシュ・カウンシルが昨年の10月に「英国におけるPublic EngagementとResearch Impactの目指すもの」をテーマとして開催したシンポジウムでは、英国におけるパブリック・エンゲージメント*活動の概要と課題について紹介しました。このシンポジウムの成果を受け、各大学における取組事例をより具体的に学びたいという声が数多く上がり、今回のセミナーを開催することとなりました。本セミナーでは、日本および英国における大学のパブリック・エンゲージメント活動の個別の事例を共有しながら、両国のパブリック・エンゲージメント活動のさらなる発展の可能性を模索することを目指します。また、当分野における日英の連携の可能性についても議論します。(同時通訳あり)

日時:2014年7月23日(水)18:00-20:00
会場:コンファレンススクエアM+ 1階会議室サクセス (千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル)
主催:ブリティッシュ・カウンシル
対象:大学教職員、大学生および政府関係者
お申し込み:参加申込フォームよりお申し込みください。(参加無料)
定員:60名(定員に達し次第、申込受付を終了させていただきます)
お問合せ:ihe@britishcouncil.or.jp

 

プログラム

18:00-18:05 主催者挨拶

18:05-18:45 講演「英国におけるパブリック・エンゲージメント活動の現状と、キングズ・カレッジ・ロンドンにおける取組の紹介」
クリストファー・コー(キングズ・カレッジ・ロンドン、パブリック・エンゲージメント・ディレクター(英語))

英国においてパブリック・エンゲージメント活動がどのような経緯を経て推進され、成果を創出してきたか、また各大学がパブリック・エンゲージメントにおける戦略を策定することの意義について議論します。さらに、同氏がキングズ・カレッジ・ロンドンで推進してきたパブリック・エンゲージメントにおける取組と成果について紹介します。

18:45-18:55 質疑応答

18:55-19:15 講演「日本の大学におけるパブリック・エンゲージメント活動の重要性」
白井哲哉(京都大学、学術研究支援室、学際融合部門長

日本の大学がパブリック・エンゲージメント活動を推進していくべき理由と、京都大学で実践されているパブリック・エンゲージメント活動の事例および今後の展望について概説します。

19:15-20:00 パネルディスカッション
基調講演で示された日英両国の現状を背景としながら、パブリック・エンゲージメントの理念を大学文化に根付かせるうえで直面する共通の課題、および日英の大学が社会的使命を果たしていくために、どのように両国が協働していけるかについて議論します。

<パネリスト>

  • クリストファー・コー(キングズ・カレッジ・ロンドン、パブリック・エンゲージメント・ディレクター)
  • 白井哲哉(京都大学、学術研究支援室、学際融合部門長)

<ファシリテーター>

  • 田中梓 (ブリティッシュ・カウンシル、教育推進・連携部長)

(敬称略)

 

*Public Engagement

英国の高等教育政策のなかで、大学と社会の間での相互関与を表すためにつかわれている表現。対象とする”Public”には一般大衆、市民団体、公共団体、産業界などを含み、非常に幅広い。英国においては、大学の組織文化のなかに、Public Engagementを根付かせ、大学と社会が共存共栄できる仕組みを構築することを目的に、さまざまな取り組みが行われている。

ブリティッシュ・カウンシルが2014年10月に実施した「日英対話シリーズ「日英における大学改革とイノベーション」第一回【英国におけるPublic EngagementとResearch Impactの目指すもの】」の要旨報告書および関連資料もご参照ください。